石畳ともいいます。四角い石を地面に敷いた幾何学的な紋様です。連続したものは霰(あられ)模様といい、皆さんご存じの粋な「市松」はこれに当たります。シンプルかつ印象的な紋として、平安時代から使われてきました。
神社に石畳を使うところから、神官・氏子によく用いられたともあります。意匠としては、一つ石から九つ石までバリエーションがあります。
丸に一つ石 |
丸に三つ石 |
丸に四つ石 |
立て三つ石 |
三つ石 |
三つ寄せ石 |
四つ石 |
繋ぎ平九つ石 |
丸に三つ盛り立て石 |
陰竪三つ石 |
細中陰四つ石 |
細中陰四つ石 |
四つ石車 |
繋ぎ九つ石 |
四つ食い入り石 |
丸に陰陽立て三つ石 |
丸に隅立て四つ石 |
丸に五つ寄せ石 |
丸に平五つ石 |
石持ち |
丸に五つ寄せ石2 |
厚輪に隅立て四つ石 |
中輪に六つ積み石 |
石持ち地抜き四つ石 |
細輪に隅合わせ三つ石 |
糸輪に三つ割りの三つ石 |
糸輪に五つ石 |
総陰丸に隅立て四つ石 |