器物紋

輪鼓|りゅうご

輪鼓は立鼓(りゅうこ、りっこ)、流鼓、輪子とも書きます。張られた糸のうえで鼓型のコマを回す遊びで、独楽回しやヨーヨーに類するものです。起源は平安時代と古いものですが、現代では廃れています。形が面白いので、家紋に採用されたようで、意外と使用家...
器物紋

輪宝|りんぽう

古代インド人の信仰から生まれた想像上の武器です。絶大なる威力を発揮するスーパーウェポンで、仏教が伝わった日本でも、密教の仏具として今日に伝わっています。紋の成立は古く、平安鎌倉にかけて寺院関係で広まったとされています。 車輪型のシンボルで...
動物紋

竜|りゅう

竜(龍)も鳳凰と並んで想像上の動物です。家紋に用いたという武家は少ないようですが、何故か中国地方に多い紋とされています。やはり伝説の宝庫だからでしょうね。竜の姿を写し取った紋もありますが、家紋に用いられているのは、鱗や爪のようにディテールが...
植物紋

竜胆|りんどう

竜の胆と書いて中国語でリュータン、日本人はその音をリンドウと発音しました。晩秋に楚々とした紫の花を咲かせる野草で、葉が笹に似ているのでササリンドウとも呼ばれます。日本人には古来から愛され草花で、万葉集にも登場します。 平安時代にはすでに紋...
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