浅い海で船体をつなぎ止めるための重しが錨の役目です。元々は石や木を使っており「碇」の字を当てていたのですが、時代が下がって鉄製となりました。猫の爪のように引っ掻く形状ですので「錨」という字が生まれたそうです。面白いですね。
船をつなぎ止める威力、形の力強さから紋章になったのでしょう。珍しい紋ですが、明治以降近代になってから、形が制定されたものもあり、けっこう形のバリエーションは豊富です。
錨 |
海軍錨 |
汽船錨 |
錨片喰 |
丸に汽船錨 |
細輪に錨 |
四つ錨 |
錨桐 |
綱付き錨 |
二つ錨 |
変わり三つ錨 |