波はそのダイナミックな造形と、龍神に代表される海の神・水の神をイメージするところから、尚武を愛する武士の気質にあうものとして、家紋に採用されたようです。
戦国時代、美濃の斎藤道三が斎藤家の定紋に代えて、「二頭波紋」を自分でデザインした逸話や、ウサギを添えた波丸は謡曲「竹生島」によったものとして有名です。現在は茨城県以北の太平洋側に見受けられ、西日本には少ない紋です。
対い波 |
波に月に兎 |
立浪 |
七つ向かい波 |
石持ち地抜き青海波 |
裏波銭 |
三つ波巴 |
陰青海波 |
左波の丸 |
変わり向かい波 |
変わり向かい波2 |