竹|たけ

竹は古来「松竹梅」と称され、めでたいものの代表に置かれています。奈良時代には既に衣服の文様としても使用され、室町時代には家紋として普及しました。

積雪に耐える強靱な生命力や、四季色を変えず高く成長する竹は、人の節操や高潔を意味するとされ、公家では竹の丸や桐と組み合わせた紋が多く用いられました。江戸時代には大名や旗本二百余家が用いたそうです。

主な使用家は、朝倉氏が「竹の丸に亀甲」紋、明石氏、上神氏、大島氏は「竹の丸に桐」紋、粟飯原氏は「三本竹」紋、河内氏は「直違に切り竹」紋などとのことです。
※この項「笹」参照


切り竹に笹

切り竹来留子

丸に切り竹笹に笠

源氏輪に二つ切り竹

丸に二本竹笹

丸に並び切り竹

丸に切り竹十字

丸に篠付き切り竹笹

丸に切り竹笹

竹輪

丸に変わり切り竹笹に笠

丸に二本竹に笠

三つ竹輪違い

竹亀甲に九枚笹

竹輪に九枚笹

竹輪に篠笹

中輪に三つ切り竹

中輪に二本竹と笹
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