植物紋

大根|だいこん

春の七草「スズシロ」として親しまれている大根は、古くはオオネと呼ばれていました。漢名では蘿蔔(らふく)、菜菔(らいふく)と呼び、福に通ずるところから家紋になったという説や、将軍綱吉の生母が八百屋の娘であったためという説もあるようです。 使...
植物紋

竹|たけ

竹は古来「松竹梅」と称され、めでたいものの代表に置かれています。奈良時代には既に衣服の文様としても使用され、室町時代には家紋として普及しました。 積雪に耐える強靱な生命力や、四季色を変えず高く成長する竹は、人の節操や高潔を意味するとされ、...
植物紋

橘|たちばな

日本十大家紋の一つ。橘は蜜柑の原種で香気が強く、雪害に強くよく育つことから、人徳があり奥ゆかしい人を「橘のようだ」となぞらえたという逸話があります。万葉集にも橘をたたえた歌がありますし、宮中の紫宸殿の庭には左近の桜とともに右近の橘が植えられ...
動物紋

鷹の羽|たかのは

日本十大紋のひとつ。鷹は太古から人間と関わりを深く持っていたようです。その美しい姿、雄々しい振る舞いはもちろんのこと、鷹狩りでご存じのように人間と感情をかわすことができる唯一の猛禽類だからでしょう。 古来より武家にはとても人気のあるシンボ...
器物紋

宝結び|たからむすび

菱形に織りなすような飾り紐の結び方を紋章にしたものです。連続する美しい綾は、長寿や永遠の繁栄を表す吉祥紋として好まれました。 宝結び 角宝結び 宝結び蝶 陰輪に宝結び 丸に変わり華蔓結び 三つ寄せ角宝結び
器物紋

玉(宝珠)|たま

玉は宝珠を指し、宝珠とは宝とすべき珠のことを表します。宝珠は、アラジンのランプのように思いのものを取り出すことできるとされています。一個欲しいですね。形状としては、火炎を噴き出しているバリエーションがあります。 変わり焔玉 稲荷玉...
器物紋

団子|だんご

楽しい紋ですね。串に刺した団子を表しているので、別名「串団子紋」ともいいます。戦国時代、敵の首を取るという意味が込められており、楽しい名前とは裏腹に、尚武を尊ぶ武家の紋です。通常、三串団子ですが、多いものでは四つ、稀に五つというものもありま...
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